ジャニーズLOVE、コナン大好き、星野源尊敬~!! の典型的JapaneseJKの我が家の長女が、突如、留学することになったから、さぁ大変!
まず、真っ先に、浮かんだことといえば、そりゃぁ
お金どーしましょー。
次に思ったことは
急に、離れて暮らすの寂し過ぎー。
と、思いがけない我が子の早過ぎる巣立ちに、金銭的にも精神的にも、まったく準備が出来ていませんでした。
本人がその気になっているというのに、引き留める訳にもいかないし、我が子の勇ましい決断も素直に嬉しく、でも、困りました。どうしましょう !?
この記事は、留学中のホームシック対策と留学費用の節約の1つとして、航空会社のマイルを貯めることを決めたMIOが、マイルの仕組みを解説しています。
長い文章ではありますが、人生に変化をもたらすほど、お得な情報が詰まっています。是非、読んで下さいね。
Contents
MIOがマイルを貯めはじめたきっかけ
親って、本当に身勝手なもので、手のかかる乳幼児の頃は、朝から晩まで、1日中、我が子を早く寝かしつけることに全力投球。
とにかく、少しで良いから、わたし1人の時間が欲しいと、ずっと願っていました。
昼間とことんBabyたちに付き合えば、夜は、きっと疲れて、寝てくれるものだろうと目論み、フルパワーで、遊ばせてみると、寝かしつけながら、一緒に撃沈。(疲れて寝ちゃうのは母だった ^^;)
そして、朝、目覚めると、あ~ん、寝ちゃったぁ~わたしの馬鹿バカばか、ちょっとで良いから、1人の時間が欲しいよ~と、またまた、ふりだしに戻ります。
の、くだりが、ひたすら続くものだから、毎日足踏み状態。ジレンマ炸裂!
とにかく、僅かで良いから、1人になりたいと願っていたのですよね。
まだ若かりし20代。成人して数年しか経っていないというのに、自分の人生が子育てに飲み込まれていってしまうような気がして、少しで良いから、Babyの世話から、解放されたかったのです。
とはいえ、ウチの場合は、ずっと共稼ぎで働いていたものだから、なんだ~かんだと、普通のお母さんよりは、子供たちと離れ離れの時間がありました。
すると、それは、それで、なんで、こんなに可愛い時期に一緒に居てあげられないのだろうと、働かざるを得ない状況の自分の境遇に落ちこむのですよ。
一緒に過ごせないことに、後ろめたさがあり、後ろ髪引かれまくりなのです。
我が子と離れている時は、一緒に居たいなぁ~と、願い。
朝から晩まで、子供たちと一緒にいる時は、1人になりたいよ~と思い焦がれ。
ねっ、めっちゃ、勝手でしょ。親ってやつは。
勝手に生命を芽生えさせて、勝手に一緒に未来を育みたいと願い、勝手に1人になりたくなって。
そんな身勝手な親業しているダメ母なだけに、急に我が子が、親元離れて留学します!とか言い出しはじめた日にゃ~、アマノジャク的に寂しすぎ~と、なった訳です。
でも、我が子の大きな決断を阻むことは出来ません。応援するっきゃないですよね。
なので、諸々複雑な心境はさて置いて、即答で「良いじゃないの!頑張って!何とかするよ!」と、背中を押してみたものの、心の中で大きく「無理むりムリ~」と叫んでいる私が居ました。
しかし、親業ってエンドレスに大変。どうしましょ。
MIOのちっちゃな懐だと、我が子の留学という、この案件自体、キャパシティ超えちゃっていて、いろいろ考えると、頭がパンパン。心身ともに破裂しかかっていました。(身体パンパンは、留学関係ないですが、苦笑)
先ずは、お金の心配。
次に、安全面、そして、実際、我が子が渡航した後に、やり遂げることができるメンタル面がを維持させるには、どうしてあげたら良いか、などを、様々に、心配していました。
やはり、最初は意気込んでいても、異国の地で、親元離れて生活するとなると、思うようにいかないこともあって、きっと、何度となく心が折れる瞬間があるに違いない、と、ネガティブなことも、沢山想像しちゃいました。
孤独感が引き金となって、物事が、どんどんBADな方向に進んでいくことも、あり得るかもしれない、とも想定しました。
やはり、送りだすからには、しっかりとゴールまで見届けたいですし、何が起ころうとも、娘が初志貫徹できるよう、親としては、サポートしなくてはなりません。
子の決意以上に、親としても、決死の覚悟が必要でした。
ですので、留学先で、娘が、なるべく、つまずかないよう、寂しい思いをしないで過ごすには、どうすれば良いものかと、空っぽの頭を振り回しながら、たくさん、知恵を巡らせてみたのです。(ん、わたし自身が、つまずかないよう、かな!?)
ところが、なにかあった時に、駆けつけてあげられない、側に居てあげられない、何もしてあげられない。
このモヤっとした気持ちが、もの凄い勢いで、留学自体を取りやめさせようとする程の、マイナスエネルギーに変換していくのですよね。
だったら、先ず、ここの部分を、解消させなきゃ、ダメでしょ。ここで、引っかかっていたら、前に進まない、と、気付いたのです。
すると。
と、閃きのホワイトちゃんが、ポジティブ過ぎる提案を耳元で囁きます。
確かに、我が子の留学費用だけでも、ヒィーヒィー言っているというのに、なにかあった時に、親が、いちいち現地に行くための予算は、正直、1円も無いです。(1円くらいは、あるか ^^;)
ブラックちゃんは、堅実です。
一昔前は、若者が田舎から上京する際は、もう2度と帰ることができないかもしれない、と、覚悟を決めて、家を出たもの。
異国の地へ送りだすという事は、そういうこと。
寂しいし、心配が尽きない、などと言っていないで、万歳三唱で見送るしかないのです。(ん?)
ところが、ホワイトちゃんは、知恵の宝庫。閃き案が止まりません。
これには、ブラックちゃんも、食いつきます。(ホワイトにブラックって、昔のプリキュア風 !?)
ちーん、終了~。
という感じで、本当に、ある日、閃いちゃったのですよ。これ、実話です。
長女に留学する意思を告げられてから、しばらく寝付けない日々が続きました。
留学費用の捻出方法から、留学エージェント選びに、留学にまつわる細かい準備などと、調べることや、こなさなければならない事は沢山あり、どこから手をつけて良いやらの状態で。
離れ離れに暮らすことに対しても、未知すぎて怯えと期待を抱え、常に気が落ち着かずにいて、でも、前に勧めなければならずで、ほんと、へとへとでした。
そして、あ~じゃない、こ~じゃないと留学準備について調べながら、考えに、考えました。
そんな折に、気付いたのです。
我が子の留学をスムーズに運ばせる為には「会おうと思えば、いつでも会える環境」をつくるべきだということを。
かといって、庶民のMIOが、電車やバスを利用するような感覚で、海外に行くことなんてできる訳がない。でも、何とかしたい。
と、夜な夜な、ありとあらゆる情報を収集しまくり、ひょんなことから、マイルを貯めるという世界の扉が開きました。
我が子の留学をきっかけに、無い知恵を絞りに絞って、突如、湧現してきた「マイルを貯める」ということ。
覗いてみたら、まぁ、なんと、奥深くて、面白くて。
マイルを上手に活用しながら、楽しく、素敵に生きていらっしゃる方々が大勢居る事実を知りました♪
まだ、MIOは、マイルを貯めはじめたばかりの初心者ですが、多くの先輩方の情報を頼りに、少しずつ実践し始めています。
実際に、マイルを貯めたことによる恩恵も実体験していますので、皆さまにも、マイルの素晴らしさを、お伝えしたいと思います。
「マイル」「マイレージ」って、なに !?
飛行機に乗ったことのある方でしたら、きっと誰しもが、聞いたことのある「マイル/マイレージ」という言葉。
そもそも「マイル/マイレージ」とは、いったい何モノでしょうね !?
飛行機に乗ったりして貯める、ショップカードのポイント的なものみたいな感じでしょ !! と、なんとなく、捉えている貴方、はい、正解~が、花丸では、ありません。
実は、「マイル/マイレージ」の世界は、俗にいうショップポイントとは、ちょっと違う動きをしていて、知れば知るほど、奥も深くて、魅力たっぷりなのです。
例えば、現代であれば世界各国、どこのお店でも提供している顧客確保(リピーター)のためのポイント制度は、たくさん利用した方が還元も多いというのが普通ですよね。
デパートの上客会員なんぞは、まさに、それ!
年間何百万円も、ご利用している方には、ポイント還元率も高くなっていたり、シークレットセールやイベントの案内が届いたりと、購入額が多い方が優遇されるという感じで、解りやすく格差されています。
よくある、ポイント何倍という期間限定のサービスの際も、当然、購入額が多い方が、ポイントも多く付帯するのは当然ですよね。
ポイント5倍期間に1000円購入している方と、10000円購入している方でしたら、購入額が大きい方が、ポイントも5倍多く付与されるのは当然です。
でも、各エアライン会社が、提供している「マイル/マイレージ」の仕組みは、大きく異なるのです。だからこそ、面白く、貯め甲斐があります。
例えば、ファーストクラスで、年に1回、パリに行く顧客と、年に3回エコノミーでパリに行く顧客の「マイル/マイレージ」付与数をみてみましょう。
7月の3連休を絡めて、JAL便にて羽田発パリ行き直行便で、行くと仮定しますね。
ファーストクラスですと、¥2,530,730(往復)の料金がかかります。
では、エコノミーで同日料金でみてみましょう!
エコノミークラスですと、¥ 135310(往復)となります。
では、このフライトで、マイル加算数は、どのくらい付与されるのかシュミレーションしてみます。(エアラインによる会員ステータスとJALクレジットカードも無い方として計算します)
ファーストクラス(150%加算チケット)ですと、片道9291マイル加算されますね。往復で、18582マイルとなります。
次はエコノミーで、同じく、エアラインステータスとJALカードを持っていないと仮定して、シュミレーションしてみますね。
エコノミークラス(50%加算チケット)ですと、片道3097マイルの付与となり、往復にて、6194マイルとなります。
エコノミーでパリに行く方が、年に3回パリに行くとしたら、年間、18582マイル貯まります。
ファーストクラスで、パリへ年に1回行く方と、同数ですよね。
しかし、実際にお支払いした額は、ファーストクラスの方は、¥2,538,000。
に対して、エコノミークラスの方は、¥ 135280×3= ¥405,840 となる訳です。
購入額が多い方は、どんどんポイントが貯まっていくポイントカードとは、まるで、違う貯まり方をしているという事が解りますでしょうか !?
パリに年1回ファーストクラスで搭乗する方の支払い額は、¥2,538,000!!
貯まるフライトマイルは、18582マイル!!
パリに年3回エコノミークラスで搭乗する方の支払い額は、¥ 405,840!!
貯まるフライトマイルは、18582マイル!!
なんと、同マイル加算されることになるのです!!
つまり、「マイル/マイレージ」プログラムは、航空券の価格ではなく、飛行距離を基準に加算されるようになっているのです。
因みに、マイルとは、長さの単位を表していて、国際1マイルは、1609.334メートルという長さです。
日本では、馴染みが薄い単位表示ですが、国際的には、陸上の長さ(距離)の計測に使用されています。
よって、航空会社は、購入額ではなく、飛行距離を基準にポイントが貯まるため、サービスポイントを「マイル/マイレージ」という単位で呼んでいるのです。
でも、この「マイル/マイレージ」というサービス ♪
購入額の多い、お金持ちが優先って訳でないだけに、とても夢があると思いませんか !?
「マイル」「マイレージ」を貯めるためには、アライアンス(航空連合)を知ることが必要!
では、具体的に「マイル/マイレージ」を貯めると、どんな特典があるのか !?
について、お話する前に、先ず、「マイル/マイレージ」を貯めるには、ポイントカードを作成する際と同様で、航空会社の会員にならなければなりません。
ショッピングモールや、大手電機ストアでも、ポイントカードを作る際に、個人情報を簡単に記入して、会員登録してから、ポイントカードを発行して頂きますよね。それと同じです。
「マイル/マイレージ」を貯めるためにも、航空会社のマイル/マイレージ会員に登録することから、はじまります。
でも、世界に300社以上ある航空会社から、どのエアラインのマイルを貯めるべきか解りませんよね。
飛行機に搭乗する際に、航空会社会員で無い場合は、受付カウンターでチェックイン時に、グランドスタッフさんより、マイル会員登録をご案内されることもありますし、旅行会社さんから勧められる場合もあるかと思います。
ですので、たまたま乗った飛行機で、マイル会員を勧められて、少しマイルが貯まっているから、以降も、そのエアラインをご贔屓に乗るようにして、マイルを貯めているという方も多くいらっしゃるかと思います。
MIOも、然りでして、マイルを初めて貯めたのは、20代の独身の頃。
当時、ノースウエスト航空(現デルタ航空)から、格安航空券が多数販売されていたので、気付いたら、ノースウエスト航空ばかり利用していたのですよね。
それで、とある搭乗の際に、機内でCAさんに勧められるがまま、ノースウエスト航空エアライン会員となったのです。
当時は、コンチネンタル航空(現ユナイテッド航空)も、ノースウエスト航空に負けず劣らず、格安航空券を販売していましたが、ノースウエスト航空のマイル会員になった後は、敢えて、ノースウエスト航空に搭乗するようにしていたので、航空会社の戦略に、まんまと、乗ってしまう羽目となりました。
と、頻繁に乗る機会のある航空会社の会員に登録すれば、必然的に、マイル/マイレージも貯めやすいことは間違いないのです。
でも、どうせだったら、効率良く、マイルを貯めるためにも、先ずは、アライアンスを知っておいた方が良いかと思います。
アライアンス(航空連合)ってなに?
日本語に直訳すると、「同盟」という意味の「アライアンス」ですが、企業同士の提携という意味で使われています。
そして、1990年代に「航空連合」が形成されてからは、航空会社間の連合組織を指す言葉として「アライアンス」が、一般的に広まるようになりました。
また、「航空連合」が形成されたことで、航空会社同士が提携して、コードシェア便やマイレージプログラムの相互乗り入れを行うことによって、顧客の利便性を図り、集客の向上に繋がり、上客を優遇するべく「マイル/マイレージ」プログラムが激化するようになったのです。
と、「アライアンス」が形成された事で、コードシェアによる旅客の誘導や路線の確保、旅客機や事務所の提携による経費の削減、整備や事故の際の救助活動までも提携することによって、運航経費のそのもの大きく改善され、サービスの向上に繋がりました。
ここに、先に述べた、購入額が多い方が、「マイル/マイレージ」を、より多く還元されるのでは無い、独特なプログラムが生まれた秘策があるのだと思います。
顧客への還元マイルは、「アライアンス」でシェアしているのでしょう。じゃないと、航空会社大丈夫 !? というくらい購入価格に対しての、マイル還元率の計算が合いません。
でも、その御陰で、たくさん恩恵を受けられるので、これからも航空業界には、繁栄発展して頂きたいものです。
さて、航空業界の躍進に一役買っている「アライアンス(航空連合)」を具体的に、みてみましょう。
2018年、1月現時点での世界的「アライアンス(航空連合)」は、下記の3つのグループに分かれています。
スターアライアンス/スローガンは、The Way The Earth Connects !!
ユナイテッド航空(アメリカ)ルフトハンザドイツ航空(ドイツ)エアカナダ(カナダ)スカンジナビア航空(デンマーク・ノルウェー・スウェーデン)タイ国際航空(タイ)ニュージーランド航空(ニュージーランド)全日本空輸ANA(日本)シンガポール航空(シンガポール)オーストリア航空(オーストリア)アシアナ航空(韓国)LOTポーランド航空(ポーランド)アドリア航空(スロベニア)クロアチア航空(クロアチア)TAPポルトガル航空(ポルトガル)南アフリカ航空(南アフリカ共和国)スイスインターナショナルエアラインズ(スイス)中国国際航空(中国)ターキッシュエアラインズ(トルコ)エジプト航空(エジプト)ブリュッセル航空(ベルギー)エーゲ航空(ギリシャ)エチオピア航空(エチオピア)アビアンカ航空(コロンビア)アビアンカエルサルバドル航空(エルサルバドル)コパ航空(パナマ)深圳航空(中国)エバー航空(中華民国(台湾))エアインディア(インド)
以上28社
ワンワールド/スローガンは、An alliance of the world’s leading airlines working as !!
アメリカン航空(アメリカ)ブリティッシュ・エアウェイズ(イギリス)キャセイパシフィック航空(香港)カンタス航空(オーストラリア)フィンランド航空(フィンランド)イベリア航空(スペイン)LATAMチリ航空(チリ)日本航空JAL(日本)ロイヤル・ヨルダン航空(ヨルダン)S7航空(ロシア)エア・ベルリン(ドイツ)マレーシア航空(マレーシア)カタール航空(カタール)LATAMブラジル航空(ブラジル)スリランカ航空(スリランカ)
以上15社
スカイチーム/スローガンは、Caring more about you!!
デルタ航空(アメリカ)アエロメヒコ航空(メキシコ)エールフランス(フランス)大韓航空(韓国)チェコ航空(チェコ)KLMオランダ航空(オランダ)アエロフロート・ロシア航空(ロシア)エア・ヨーロッパ航空(スペイン)ケニア航空(ケニア)中国南方航空(中国)アリタリアイタリア航空(イタリア)タロム航空(ルーマニア)ベトナム航空(ベトナム)チャイナエアライン(中華民国(台湾))中国東方航空(中国)厦門航空(中国)アルゼンチン航空(アルゼンチン)サウディア航空(サウジアラビア)ミドル・イースト航空(レバノン)ガルーダ・インドネシア航空(インドネシア)
以上20社
こうやって改めて、アライアンスを知ると、馴染みが薄い航空会社が、なんと多いことでしょう。世界は広いですね~。
船で渡航しない限り、留学生は、飛行機を何度か利用するようになる事かと思います。
留学先に就航しているエアラインを調べ、どの「アライアンス」に加盟しているのかを知っていく必要がありますね。
留学が進むにつれ、語学力の向上と経験値が増すことによって、「アライアンス」のコードシェア便などを上手に利用することが、出来るようになっていくと思いますよ。
また各アライアンスの加盟航空会社のお国柄で、なんとなく特徴がイメージ出来て、加入会社の国籍を眺めているだけで、なんとなく旅気分が味わえ楽しいですよね ♪
アライアンス(航空連合)グループの特徴
スターアライアンス
スターアライアンスは、何と言っても、世界最大規模、28社も加盟していることが最大の武器です。
日本、中国、台湾、韓国に加え、シンガポール、タイとアジア大手エアライン会社が加盟しているため、アジア路線に強いというのも特徴ですね。
アジアエアラインを中心に、ターキッシュ航空やエジプト航空が、中近東近辺をカバーして、ルフトハンザ航空、スカンジナビア航空を筆頭に、ヨーロッパの航空会社も多く就航していているため、ヨーロッパの路線も充実しています。
北アメリカは、ユナイテッド航空、エアカナダが、しっかりとルートを確保。南アメリカ大陸の航空会社の加盟により、アフリカ大陸も就航でき、オセアニアへは、ニュージーランド航空といった感じで、世界中に路線を広げています。
ワンワールド
そして、ワンワールドは、加盟会社は少ないものの、イギリスの航空会社であるブリティッシュ・エアウェイズが加盟していて、イベリア航空、エア・ベルリン、フィンランド航空と共に、ヨーロッパ各地隅々までへのネットワークを広げています。
アジアは、サービス名高い、JALと香港のキャセイパシフィック航空が、しっかりと路線守り、北アメリカは、総旅客運送数世界一位のアメリカン航空が、頼もしいほどに、路線を確保しています。
南アメリカや中近東にも、歴史深い大手航空会社が加盟しているうえ、ドーハを拠点としているアラブ圏のカタール航空が加盟していることで、中東アフリカ近辺の路線が充実しているのも魅力的です。
カタール航空は、お金持ちの多いアラブ圏ならではの上質なおもてなしが、定評ありますから、生涯1度は乗ってみたいですよね~。
スカイチーム
スカイチームは、日本の航空会社が加盟していないため、馴染みが薄い方が多いかもしれませんが、北アメリカ最大規模の航空会社であるデルタ航空が加盟しています。
デルタ航空といえば、MIOが若かりし頃に御世話になったノースとウエスト航空を吸収合併させた航空会社です。ちゃんと、MIOもノースウエスト航空から引き継いだ、デルタ航空に、未だマイル口座が残っています。(と言っても、デルタ航空に乗ったことは無いのですが。)
世界最大規模とあって、デルタ航空は、アメリカ路線に強いだけでなく、世界中の路線も確保しています。
また、フランスの航空会社エールフランス航空が加盟していて、他、ヨーロッパの航空会社も6社も提携していることから、ヨーロッパ路線にも強いのです。
アジア路線も、中国の航空会社を中心にネットワークを広げていて、南アフリカ南米の航空会社も加盟していますが、オセアニア路線には弱い印象がります。
アライアンス(航空連合)の特徴まとめ
各アライアンス、世界中にネットワークを広げながらも、それぞれの特色カラーがあり興味深いですよね。
また、3大アライアンスの軸になっているのは、アメリカのユナイテッド航空、アメリカン航空、デルタ航空と言っても過言ではないでしょう。
中国は、4社もエアラインが「アライアンス」に加盟していながら、ワンワールドに所属していない不思議さ。面白く感じます。
まだまだ、アライアンスのお話は、尽きないのですが、本題の「マイル/マイレージ」を貯めるお話に、戻りましょう。(忘れておりました)
日本国籍であれば、やはり、国内線を利用する際に利用する日本の航空会社の「マイル/マイレージ」が、貯めやすいのは当然です。
よって、ANAかJALのマイル会員になるのが良いと解りますよね。
ANAは、スターアライアンスに加盟しているので、ANAのマイル会員になって、ユナイテッド航空を利用しても、ANAマイルが貯まるます。
JALは、ワンワールドに加盟していますので、JALのマイル会員になって、カンタス航空を利用しても、JALのマイルが貯まります。
そんな具合で、「アライアンス」全体のエアラインを利用しながら、1つのマイル口座に、マイルを貯めていくことが出来るという事です。
もちろん、ユナイテッド航空のマイル会員になって、ANAを利用して、ユナイテッド航空のマイルを貯めることは、できますが、実は、こちらは、MIO的には、お勧めしません。
何故かと言うと、貯めたマイルを活用する際に、やや、お得感に欠けるからです。
実は、「アライアンス」全体を利用して、マイルを貯めることが出来るのですが、マイルを利用する際は、マイル口座のあるエアラインを通してでないと利用できないのです。
ここ、ちょっと、ややこしいです。メモメモ !!
「マイル」「マイレージ」が貯まると、特典が凄い件!
さて、かなり引っ張りましたが、結局のところ、「マイル/マイレージ」を貯めると、どうなるの? って、ところ聞きたいですよね。
「マイル/マイレージ」を貯めたものの、活用方法が解らないって方、実は、多くいらっしゃることかと思います。
もちろん、各航空会社さんによって、「マイル/マイレージ」の使用法に、特徴ありますが、大まかには、ほぼ同じと考えても良いかと思います。
マイルの利用方法
それでは、具体的に、日本のエアラインである、スターアライアンスグループのANA、ワンワールドグループのJALにて、「マイル/マイレージ」の使い道をみてみましょう。
ANA | JAL |
---|---|
特典航空券に交換できます。 | 特典航空券に交換できます。 |
ANAが提供するツアー代金に充当できるコインに交換できます。 | JALが提供するツアー代金に充当できるポイントに交換できます。 |
座席のアップグレードに使用できます。 | 座席のアップグレードに使用できます。 |
空港ラウンジの利用時に、使えます。(利用条件あり) | 空港ラウンジの利用時に、使えます。(利用条件あり) |
機内Wifiサービスの利用に使えます。 | 機内Wifiサービスの利用に使えます。(無償プランあり) |
超越手荷物料金の支払いに使えます。 | 超越手荷物料金の支払いに使えます。 |
空港までの交通移動手段である提携パートナー会社のチケットに変えられます。 | 空港までの交通移動手段である提携パートナー会社に使用できるクーポンに変えられます。 |
ANAショッピングで使用できるポイントに変えられます。 | JALショッピングで使用できるクーポンに変えられます。 |
提携パートナーホテルの宿泊券に変えられます。 | 提携パートナーホテルで使用できるクーポンに変えられます。 |
提携パートナーレストランのお食事券に変えられる。 | 提携パートナーレストランのお食事で利用できるクーポンに変えられます。 |
提携ポイントへ交換できます。 | 提携ポイントへ交換できます。 |
セミナーなどの企画に参加できます。 | イベント(どこかにマイルなど)やセミナーなどの企画に参加できます。 |
その他、レンタカーやペットホテル、エステなど、様々な特典に変えられます。 | その他、レンタカーやゴルフ場、エステなど、様々な典に変えられます。 |
などなど | などなど |
ANA、JALそれぞれ、細かい言い回しの違いはあれど、両エアライン共々、貯めたマイルは、金券(通貨)のように、使用できるという事が解りますよね。
マイルからポイントや、提携会社への交換レートは様々ですが、だいたい、1マイル=1円前後の価値になっているようです。
ところが、マイルの凄いところは、そこでは、ありません!
注目すべきは、やはり、特典航空券や、座席のアップグレードです。
これが、ほんとうに、素晴らしい特典なのですよ。どう凄いのか、更に進んでいきたいと思います~。
少しのマイルで利用できる素晴らしい特典航空券
「マイル/マイレージ」を貯めると、だいたい1マイル=1円前後で使用できることが解りましたよね。
ですが、特典航空券を発券した時に、グッとマイルの価値が変わってくるということ、ご存知でしたか !? (MIOは、知らなかったです~。)
航空会社にもよりますが、先ずは、28社もアライアンスに加盟していて、使い勝手の良い、スターアライアンスグループのANAマイルで、具体例をみていきたいと思います。
*先のお断りになりますが、マイルを利用した特典航空券の場合、変更が可能なので、本来であれば、変更可能の同等チケットで対照させるべきなのですが、自分が実際購入するとなると、最安値チケットを選ぶ方が多いと思うので、比較するには、同じ条件のチケットになっていませんが、実際、購入した場合を想定して、変更不可の安い方のチケットで、イメージしたいと思います。
では、マイルを使用して、クリスマスシーズンにハワイまで往復で行く場合を想定してみましょう!
クリスマスにハワイって、セレブかいって、感じですが、常夏のクリスマス、妄想するだけで、なんだか、テンション上がります。(笑)
ANAの特典航空券を利用する場合は、先ず、行く日程が、どのシーズンに当たるかを見る必要が、あります。
調べるまでもないですが、当然、クリスマス時期は、ハイシーズンに設定されています。
では、ハイシーズンにハワイへ特典航空券を利用した場合、マイル数は、どのくらい必要かみてみましょう。
ハイシーズンに、羽田からハワイまでエコノミーで往復する場合、43000マイル、ビジネスクラスですと68000マイル必要という事が解ります。
では、43000マイル+燃油代諸税=43000円で、ハワイに行けるということ ? と、いう訳ではないです~。
同じように、クリスマスハイシーズンに、ANAを利用した場合の航空運賃の最安値でみてみると、167500円+燃油税金代となっています。
よって、167500円÷43000マイルとなるため、1マイル=3.89円の価値となりますよね!
冒頭にお断りしましたが、これは変更不可のチケット料金の最安値ですので、マイル特典と同等の変更可能型のチケットとなると、もっと、お高くなります。
では、仮に同時期に、ビジネスクラスで、ハワイに行った場合をみてみましょう!(みるのは、タダです^^)
マイルを利用して、ハイシーズンにビジネスクラスに乗ってハワイへ行く場合、68000マイルが必要でしたよね。
そして、その時期のビジネスクラスの航空運賃の変更不可の最安値は325000円+燃油税金代となります。
ということは、325000円÷68000マイルという計算になりますので、1マイル=4.77円の価値となるのです。
ぐっと、マイルの価値が上がりますよね !?
ちょっと、しつこく言いますが、これは変更不可型のチケットですから、特典航空券と同等の変更可能型のビジネスクラスチケットを購入するとなると、末恐ろしい、航空代金になり、マイルの価値単価は、更に倍増します。
庶民である限り、一生、御縁が無いと思っていたファーストクラスも、実は、マイルで搭乗できてしまったりするのですよ。これは凄い!
ハワイ線には、ファーストクラスの設定が無いため、同じクリスマス期間にNYへ行くと想定して、みてみましょう!(もう1度言います。みるだけですから♪)
特典航空券を利用して、ハイシーズンに、北米へファーストクラスで行くとなると、165000マイル必要ということが下の表で解りますよね。
では、フツーに、クリスマスハイシーズン、ファーストクラスでNYまでの航空券を購入した場合は、幾らになるのでしょうか!?
変更不可の最安値のチケットの場合ですよ。(さすがに、しつこい!)
どーんっ!1255000円なり~。
ならば、1255000÷165000マイルで計算するとなると、1マイル=7.60円の価値になるのです。
ポイントカードや金券換金率で、この値段に化けるサービスありますか ?
エコノミークラスの特典航空券の価値で、言うと、1マイル、約3.89円ですよ。
1000ポイント貯めたら、3890円になるという還元率の高いポイント制度は、なかなかありません。
4.77円だったら、1000ポイントが、4770円。7.60円でしたら、7600円になってしまうという事ですよ~。
もの凄く、お得率高いですよね !!
いかがでしょうか ? じわじわと、マイルの凄さを思い知りませんか !?
マイルは、コインやポイントに変えることができる!
「マイル/マイレージ」が、一般的なポイント制度に比べると、とても、お得であることが解りましたよね!
でも、特典航空券って、実際のところ取れるの ? って、ところですよね。そこ~。
理論上、特典航空券の還元率が凄くても、実際、特典航空券が取れなかったら、机上の空論にしか過ぎません。
特典航空券の取れる時期と、自分の行きたい時期が重ならず、結局、使い勝手が悪いから、マイル貯めるのをやめた、などという声も、よく聞きます。
結論から言うと、特典航空券は、取れます !!
実際、MIOも、マイルを貯めはじめてから、半年後に、特典航空券を利用して、ビジネスクラスにて、アメリカ2都市へ行くことが出来ました。
そのお話は、別記事にしますが、そんなMIOも、昔、マイルが貯まっていた時に、特典航空券の取り方が解らず、結局、提携会社のポイントに変えてしまったということがありました。
実は、特典航空券の取り方には、コツとテクニックが必要なのです。
だけど、面倒なことは、あまりしないで、気軽に、マイルを利用したいという方の方が多いのではないでしょうか ?
という方に、お勧めな利用法が、マイルを航空券やツアー購入時に利用できる、コインやポイントに変えることです。
ANAですと、マイルをANAスカイコインへ交換すると、航空券はもちろん、ANAのホームページから申込できるツアー旅作などに利用できます。
しかも、交換率は、持っているANAクレジットカードの種類や会員ステイタスによって、1.2倍から1.7倍のレートで交換できるのです !
1マイル=1円では無いということです。
JALですと、マイルをeJALポイントへ交換すると、同じように、航空券やJALツアー購入時に利用できます。
JALの場合は、マイルをeJALポイントへ交換する際のレートは、会員ステイタスやクレジットカードの有無に関わらず、一律に、1マイル=1.5円です。お得ですよね!
という以上の事から、特典航空券が取れなくても、マイルをコインやポイントに変えて、航空券やツアー費用に充当することが出来ます。
マイルは、1円以上の価値を生みだし、多様に、利用できるという事です。
マイルを貯めるなら、先ずはANAかJALのマイル会員に登録 !!
マイルが、お得感たっぷりで、とても利便性があることが解りました。
飛行機代は、高いものだと思っていましたが、特典旅行や、マイルをコインやポイントに変えて利用したら、かなりリーズナブルに、飛行機に搭乗できることになりますよね。
であれば、異国の地に暮らしている娘にも、容易く会いに行くことが出来るかもしれません。
留学生達も、自分の留学期間に、あちこち行き来することで貯めたマイルを、最後、自分へのご褒美に使うことも出来るって訳です! 夢が膨らみますよね~。
なので、是非、マイルを貯めましょう !! そして、先ずは、やはり日本のエアラインのマイル会員になってから貯めて下さいね。
先に述べた通り、「アライアンス」を活用してマイルは貯めること出来ますが、マイルを利用する際は、登録したエアラインから申し込まなければなりません。
ANAなら、スターアライアンスグループの飛行機を利用してもANAマイルは、貯まりますし、JALでしたら、ワンワールドの飛行機に乗れば、JALマイルが貯まります。
でも、特典航空券を申し込む窓口や、コインやポイントに変換する先は、登録したエアラインを通さなければならないのです。
インターネットから簡単に申込も出来ますが、やはり、日本語で、日本の感覚で対応してくれる日本企業でマイルを利用した方が、スムーズでしょう。
それに、ここが重要なのですが、特典航空券などに利用する際の使用マイルが、日本のエアラインの方が少ないのです。これ、大事!
例えば、ユナイテッド航空のマイル会員になって、ANAを利用して、マイルを貯めても、利用時のマイル数がANAの特典航空券マイル数より多く必要となるのですよ。
さっきと同じように、日本からハワイへの特典航空券に必要なマイル数をみてみましょう。(解りずらいですが、ユナイテッド航空HPから引用しています)
ANAが、ハイシーズンにて、エコノミークラス利用時に43000マイル必要であるのに対して、ユナイテッド航空の特典航空券を利用する場合は、片道60000マイル必要です。
ハワイへエコノミーで行くのに、往復で12万マイル必要という訳です。ANAでしたら、ビジネスクラスでハワイへ、2人行けちゃうような数字です。
せっかく貯めたマイルを利用して、エコノミークラスにて、ハワイに行くのであれば、少ないマイル数でいきたいものですよね。
海外のエアライン会社ですと(特にアメリカ系)、国土が広い分、国内線利用時でも、距離があるため、直ぐにマイルが貯まってしまうのだと思います。
となると、利用者数と運行距離から算出した場合に、どうしたって特典航空券利用時の必要マイル数が多くなってしまうようです。
というのは仮設でして、実際のところ、これといった原因は、解りませんが、どうせでしたら、沢山マイルを貯めて、少ない利用数で、より多くの特典を享受されたいものです。
ですので、日本のエアライン会社のマイル会員に登録してから、マイルを貯めた方が、より効率良く、ご活用できるかと思います。
マイルを貯めることについてのまとめ
マイルは、購入額に比例して還元される訳でなく、且つ、多くの可能性を秘めていて、とても、魅力的であるということが、充分に解りましたよね。
航空アライアンスが形成されたことによって、各エアライン会社共にサービスと特色を、更に高めていきましたが、利用者としてはサービスの向上は有難い限りですし、1マイルが1円以上の価値になる事は、とにかく大きいです。
マイルを貯めて、上手に利用できれば、バスや電車に乗るような感覚で、飛行機に搭乗できるかもしれません。
もともとは、娘が留学先にて、もし、ホームシックになったらと、危惧して、SOSの際に、駆けつけられるよう、マイルを貯めようと考えはじめました。
ですが、マイルの事を調べたりしながら、少しずつ貯まっていくようになると、娘を心配することよりも、どんどん夢は膨らむばかりです。
勝手に心配して、勝手にマイルを貯めはじめて、勝手にワクワクしています。
やっぱり、親は身勝手ですね。
そして、そもそも、マイルを貯めるには、飛行機に乗らなきゃダメでしょ !! と、思っていたMIOでしたが、それも、自分の勝手な先入観と思いこみにしか過ぎませんでした。
つくづく、人生には、知恵というツールをどう使うかが、とても大切なことだと解りました !!
無知であることは、残念だけど、愚かなことと言えます。
という訳で、次は、マイルを具体的に貯める方法について、ご紹介したいと思います。
な~んて、マイルを熟知した人っぽい表現ですが、まだまだ、試行錯誤しながら、マイルを貯めていて、情報量に追いつけていないのが現状です。
そんな訳で、ダメ母MIOは、引き続き、悩みまくりの日々を過ごしながら、今日より明日へむかいます。