中学受験に挑戦し、ご縁芽生えた、愛すべき学園とのお別れをした娘。
あとは、留学への旅立ちの日を待つだけ …
の頃、のお話です。
思い返せば、小学4年生から、放課後の塾通いが始まり、小学校生活との両立と、とても忙しい日々が幕開けました。
そして、中学受験から解放された途端に、チアリーディングの過酷な部活練習がスタート。
新米1年生は、先輩方が登校する前に、部室の鍵を開けて、飲み物の用意から、マットのセッティングに、音楽機器の用意 …
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と、なんだかんだと準備があるため、部活集合時間の2時間前にスタンバイしなければなりませんでした。
入学して直ぐに、朝も暗いうちに登校し、健気に部活動に励んでいましたが、まだ、小学生が制服を着ただけの様な幼さ。
そんな姿を見守る母業には、忍耐を要したものです。
中学受験までの約3年間も、ずっと、心落ちつかず、旅行はおろか、家族揃った時間さえもままならなかったというのに、受験が終わっても、尚、時間に追われるとは想定外。
本当に、盆3日間、暮正月3日間程度しかお休みが無く、娘は、少女時代、ずっと、忙しいまま過ごすのかと、内心、心配していました。
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ところが、そんな生活に、突如、ピリオドを打つことになったのです。
大好きな友達や、チームメイトとお別れをし、学園から離れて、留学する事を決断した娘。
部活動の仲間とは、何度も話し合いを重ねて引退し、青春の1ページに、別れと旅立ちを記しました。
そんな訳で、小学校4年生から高校1年生の学年末まで、猛ダッシュで走り抜けた娘に、留学渡航日までの約1カ月半のフリータイムが出来たのです。
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渡航準備期間と言えども、塾や部活から解放された、貴重な自由な時間。
若者らしく、暇を持て余す経験もして欲しい、と願っていただけに、これも留学を決めた事の成果の1つと思えました。
そんな矢先に、留学エージェントさんから、「高校留学事前研修」の御案内が来たので、参加してきました。
参加する前は、正直、行かなくても良いかな~と、親子共々、考えていましたが、振り返ると、参加して良かったと、心から感じています。
今回の記事は、そんな「高校留学事前研修」のレポートです。良かったら読んで下さいね。
Contents
高校留学事前研修式次第
3月某日、渡航日まで、あと1ヶ月ちょっとの日のことでした。
いやいや、しかし、年頃の娘をこの手のイベントに連れ出すのは、本当に、くたびれますね。
「なんで参加するの ? そんな研修受けなくっても、何とかなるし。行く意味わかんない~」のオンパレード。
母からしてみれば「それは、こっちの台詞じゃい !留学するのは貴方でしょ、付き合ってあげているママの方が参加する意味ないし!」と、お互いブーブー。(母に似て^^;)
まぁ、そんなこんなで、2人揃って毒を吐きつつ、(株)留学ジャーナル東京カウンセリングルームへ到着。
本日の式次第は、下記の通りでした。
*11:00 開会/自己紹介
*11:30 ワークショップ
*12:30 ランチ
*13:30 現地スタッフ、留学体験者との交流
*15:15 留学中の生活について
*16:00 生活用品について
*16:30 留学後の進路について
*17:00 留学目的発表、写真撮影
*18:00 解散
この式次第を知った娘の一言
確かに (*´Д`)
開会/自己紹介
今回の事前研修の参加者は、4月から留学する予定の14名の男女合わせた高校生と保護者でした。
留学先は、オーストラリアとニュージーランド、カナダの3カ国へ各々渡航予定で、期間は、1年留学と高校卒業目的と2パターンに分かれていました。
また、仙台から名古屋などと広範囲から、東京の会場まで、皆さん駆けつけていて、神奈川県から、ブーブー言いながら来た私たち親子ったら、全く、お恥ずかしい限りです。
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はじめて、MIOと旦那さんで(株)留学ジャーナルへ足を運んだ際、担当して下さった、カウンセラー歴25年以上を誇る、ベテランの方が司会進行役でした。
このベテランカウンセラーさんの滲みでる温かさと、子供たちから保護者までもの気持ちに寄り添ってくださる包容力ったら、お任せしていて、とても安心。
それに、留学が人生の大きな機転となる事や、留学の成果を実績を以て存じあげていらっしゃるだけに、確信を抱いた語り口調から、留学に対する不安な気持ちが全て一掃される勢いがあります。
様々な選択肢がある中で、結局、最後は、人で決まると、常々、感じているMIOですが、この方が、我が家を担当して下さったから(株)留学ジャーナルに御願いしたと言っても過言ではありません。
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との思いは、きっと、我が家だけではないでしょう。
ベテランのカウンセラーさんが、参加していた子供たち皆1人1人の個性を認識し、まるで我が子を送りだすかのように親しみをもって、平等に接している様子で解りました。
本日の式次第を紹介して下さりながら、皆の留学が良い結果に繋がる事への思いを込めて熱く語って下さっています。
って、出だしから、なんか、めっちゃ、熱い研修会ですが、留学する本人たちは、お年頃。
ウチの娘だけでなく、どの子も皆、どことなく、他人事のような冷めた雰囲気を醸し出しつつ、目の輝きは真剣そのものでした。
ワークショップ
さて、留学前研修会は幕開けたばかりですが、留学エージェントのワークショップって、何するの !? って、思いきや、子供たちと保護者は、ここで部屋を別れました。
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そして、子供たちは、ランダムで幾つかのグループになり、留学する事に対しての自分の目標を発表し合い、配られたカードに、決意を記入する作業に取り組んでいたようです。
保護者達は、と言えば、別室にて、娘さんを留学に送りだしている真只中な先輩ママさんの体験談を聞き、その後は、個別質問会がありました。
留学の数だけ、様々な留学体験談があり、それぞれ唯一無二の貴重な経験で財産だと思います。
我が子の場合とは違う留学動機や留学目的、経過などを伺える体験談は、とても短時間で知識と力を吸収できる有難い場だと感じました。
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親の立場であれば、我が子を異国の地に送りだすことへの不安や心配が尽きない気持ちは一緒ですよね。
先輩ママさんの生の声を伺いながら、熱心に耳を傾けていた他の保護者方のご様子も知れて、テンパっているのは、MIOだけじゃないと、少し安心しました。
ランチタイム
なんだかんだと、あっという間に、1時間半が経過し、お待ちかねのランチタイム ♪
お弁当と飲み物は(株)留学ジャーナルさんが、ご用意して下さっていました。
なかなか、ボリューミーで、美味しく頂いちゃいました。
我が家の場合の様に、母娘での参加者だけでなく、父娘、母息子、父息子、両親娘、両親息子、母祖母娘などと、様々なパターンで皆さま参加されていましたので、ランチタイムは憩いの時間となっていました。
現地スタッフ・体験者との交流
さて、お腹も満たされて睡魔との闘いっていう時間でしたが、次のコーナーは、留学から帰国したばかりのピチピチのお姉さん達の登場という事で眠気が吹き飛びました(笑)
(全然違いますが、イメージ画像)
カナダ、ニュージーランド、オーストラリアそれぞれの留学先から帰国した3名の女の子達が、質問に応えてくれるコーナーです。
どの子も留学をやり遂げた自身に溢れていて、元々の可愛さに磨きがかかり、更に輝いているように見えました。確かにピチピチ ( *´艸`)
やはり、生の体験談に勝るものはないですね。
最初は、カウンセラーさんが、進行を取って下さり、質問を投げて下さっていたのですが、同年代の先輩の飾らない意見を聴きながら、緊張が解れたのか、参加した子供達からも、続々と質問が出ていました。
当日にでた質疑応答の一部分を、ちょっと、ご紹介しましょう。
Q 友達は、どのくらいで出来ましたか?
A 日本人の留学生同士、アジア圏からの留学生は、直ぐに友達になれますが、現地ローカルの友達を作るまでは、本人の努力と時間を要します。Q 留学することによって、帰国時に一学年下になってしまいますが、抵抗ありませんでしたか?
A 留学したい気持ちが先に立ち、まったく抵抗なかったです。Q 現地の授業についていけましたか?
A 授業を、しっかり聞いていれば問題ないです。数学は日本の高校の方が先に進んでいるので、意外と大丈夫です。Q 日本の高校と何が違いますか?
A 校則がゆるいです。Q ホームステイ先では、どの程度、家事をしますか?
A ホームステイ先にもよりますが、お手伝いは率先してやった方が良いと思います。Q 学校のある日のお昼ごはんは、どうしていましたか?
A 自分でランチを作って持って行ったり、学校の売店やカフェを利用したりもしました。Q ホストと外食へ行く際は、割り勘ですか?
A 大抵、ホストが出してくれます。(ホストファミリーは3食提供することが、契約上、義務付けられています。←エージェントからの補足)Q 留学中、1番苦労したことは何ですか?
A 現地のローカルの友達を作ることです。目に見えない大きな壁がありますが、自分の態度と努力次第で、その壁を破ることが出来ます。
と、こんな感じの、子供らしい、質疑応答が行われましたよ。
その後は、それぞれの留学先の国別に分かれて、現地スタッフと、スカイプでの顔合わせでした。
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実際に渡航し、現地空港に着いた際に、お迎えに来て下さるのは現地スタッフです。
子供の名前を記入したプレートを持って、到着出口で待っていて下さり、ホストへ御紹介をしてくれる予定でした。
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なので、スカイプ上で先に対面でき、保護者も、どんな現地のスタッフの方がお迎えにいらっしゃって下さるのかお目見え出来て、ご挨拶を出来た事は、とても良かったです。
時間の許す限り、スカイプ越しに、渡航日頃の現地の気候や服装についてと、新学期で行うことなどの説明を聞いていましたが、あっという間にタイムオーバー。
後日談になりますが、到着日に空港で、現地スタッフと子供たちは、直ぐに、お互い相手を見つけることが出来たようです。
生活用品について
気付いたら、16時近くになっていました。これ、学校でしたら、7時間目が終わった頃っていう感じですよね。
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久しぶりに味わう疲労感です。
このコーナーは(株)留学ジャーナルさんの別のスタッフの方が、持ち物などについて、説明下さりました。
留学の持ち物については、別記事にしますので、お待ち下さいね。
卒業後の進路について
高校留学に挑戦したものの、気になるのは帰国後の進路だと思います。
伺うところによると、そのまま海外の大学に進む子もいれば、帰国して日本の大学に進学する子もいるようですね。
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帰国子女受験となると、一般受験と出願が異なり、志望校と留学先によっては、スクールタームの学期が合わず、翌年に出願を持ち越すという事もあるようでした。
また、具体的に(株)留学ジャーナルさんが受け持ちした帰国子女受験にチャレンジした、お子様の進学先や受験体験をご紹介下さりました。
日本国内の大学ですと、上智大学、早稲田大学をはじめとした名門私立大学への進学を目指す子も多くいらっしゃったとの事で、輝かしい進学実績を誇っている(株)留学ジャーナルさんです。
帰国子女受験にて日本の大学に合格するために、必要な資格試験と、おおよその点数基準等も参考に教えて下さりました。
いま、大学受験の変革期ですので、募集要項が年々異なっているようですが、国内外の大学問わず、TOFEL、IBT、TOIEC、IELTSの資格試験等を、選考基準にする大学も多いようです。
高校留学中に、英語の検定試験などは、どんどん受けた方が良い印象を受けました。
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まだ、留学事前研修ということで、留学自体に、色々と不安な時期でしたが(主に金銭面で)その先の大学進学までもを意識させる内容は、費用はじめ、眩暈がする思いで聞いていたMIOでした ^^;
追々、留学後の進路については、当Blogでも記事にしていきたいと思います。
事前研修最後は目標発表
丸っと1日の長い事前研修に思われましたが、興味深い内容ばかりでしたので、あっという間に過ぎゆきました。
どの子も、やや、お疲れ顔だったものの、最後は、前に出て、1人1人、この留学での目標を保護者の前で発表してくれました。
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こういうのに、めっぽう弱いMIO。
子供たちの夢や希望にむかう姿に触れるだけで目頭が熱くなります。
心の中で、どの子にも、頑張れ~と、力強くエールを送ってしまいました。
人前でコミットすることにより、目標達成への大きな1歩を踏みだすという事は、某ダイエットジムが大々的に実証を示して下さっていますよね。
お年頃で、照れる気持ちが先に立つような年齢の子供達でしたが、最後は、皆、堂々と自分の目標を発表していました。
もう、その姿だけで満足。(←ハードル、低っ)
(思いっきりイメージ画像)
そして、帰り際に、子供たち全員での記念撮影。
留学先もホスト先も、皆、バラバラです。
もう、御会いする機会は無いかもしれませんが、娘と一緒に、この日の写真に納まった皆の未来を、心から、応援しています。
高校留学事前研修に行ってきました(留学ジャーナル編)のまとめ
短期留学を2度経験のあった、私たち親子でしたので、留学に対する事前研修は、特に必要ないかな、と、思っていましたが、それは間違えでした。
留学に対する心構えやら、持ち物の確認などは、念には念を入れよで、繰り返し聴くに越したことはないです。
それよりも、事前研修会というイベントに参加した事で、原点を飾れた事は大きいと思います。
お腹に生命が芽生えた頃から、親は子供の成長に一喜一憂しながら、共に、成長を遂げてきました。
やれ、笑った、食べた、立った、トイレに行けたなどなどの時期は、ビフォーアフターが解りやすい成長に、手放しで喜びを感じられましたよね。
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ですが、中高生になると、注意深く見ていてあげないと、我が子のメンタル面での成長に気付いてあげられないこともあります。
なだけに、節目やイベント毎に、一緒に過ごした思い出こそが、物差し代わりになると、MIOは考えています。
ですので、留学前に、事前研修会として(株)留学ジャーナルさんへ行った事で、行く前の娘のビフォーと、留学を終えて(株)留学ジャーナルさんへ行く娘のアフターを比べる事が出来る事こそ、事前研修に参加した意義があると思えました。
実際、先日、一時帰国した娘と一緒に(株)留学ジャーナルさんへ、カウンセリングへ出向いた際、些細な面で、成長を多々と感じることが出来ました。
それも、事前研修に参加したことで、娘と一緒に時を共有したからこそ、気付けた成長だと思います。
(見たままですが、イメージ画像)
エージェントさんの企画力に感謝ですね。
さて、まだまだ、留学渦中の我が家です。
事前研修で、輝かしい進学実績を掲げながら、後輩達に経験を出し惜しみなく語って下さっていた留学後のお姉さん方のように、ウチの娘も成長する事を願いますが…
その前に、進路を決めなければなりません ( ´Д`)=3 フゥ
そんな訳で、ダメ母MIOは、引き続き、悩みまくりの日々を過ごしながら、今日より明日へむかいます。