突然ですが、ここで、ニュースです。
日本政府が、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年までに、外国からの留学生の受け入れを30万人に増やすことにしました。
そして、それに伴い、大学生の海外留学を12万人(現状6万人)、高校生の留学を6万人(現状3万人)に倍増する目標を掲げて、若者の海外留学も促進するようです。
なんですとー!
我が家には、現役高校生、次期高校生、次期大学生たちが控えておりますよ~。
対象どストライクの年代の子育て真っ只中なだけに、ちょっと、素通りできないニュースです。
ほんと、時代は「グローバル化」に、むけて、どんどん加速していますね。
更に、文部科学省では、「トビダテ!留学JAPAN」と題した、留学促進キャンペーンまで、立ち上げているようです。
と、指をくわえて見ている場合じゃな~い!
MIOも、ちょっと気になる「トビタテ!留学JAPAN」について、調べてみましたので、良かったら読んで下さいね。
Contents
トビダテ!留学JAPANについて
「トビダテ!留学JAPAN」とは、意欲と能力ある全ての日本の若者が、海外留学に自ら一歩を踏み出す気運と醸成することを目的として、文部科学省が開始させた留学キャンペーンです。
即ち、返金不要の海外留学奨学金制度とのこと!だそうですが、それって、ちょっと、凄くないですか?
「意欲と能力のある全ての日本の若者」の「全ての」って、部分の触りに、文部科学省のやる気を、勝手に感じちゃう、MIOですが、この留学制度、本当に素晴らしいのですよ。
2013年に、文部科学省が、立ち上げた「トビダテ!留学JAPAN」の奨学金制度 ♪
実は、そのあと直ぐの翌年から、文部科学省から、お声掛けをして、各分野でご活躍されている方々や企業様から、ご支援頂いているようなのですね。
さらっと、ご支援頂いています!と、口で言うのは、簡単ですが、一般の方や、名だたる民間企業様も、政府と一緒に、若者の留学推進に取り組んでいるって、凄いこと。
しかも、その総予算、2020年までに、200億円の寄付を目標にされているらしく、目ん玉飛び出ます。
寄付ですよ、寄付。なんていう事でしょう !!
それだけ、政府はじめ、民間企業や、偉人の方々が、投資してまでも、現代に生きる若者たちに留学をすすめているということなのです。
更に、文部科学省は「トビダテ!留学JAPAN」の延長上に、初等教育、中等教育、高等教育の各段階に応じた教育改革にも、どんどん支援していく予定だそうです。
それに、国際化を謀る高校、大学へは、集中的に支援すると共に、国費による海外留学の支援も拡充していくとのこと。
文部科学省が、グローバル教育に、めちゃめちゃ力を入れ始めているってことが、ひしひし感じますね。
でも、そんなに、若者たちに、日本を出て、外を見て学んできなさい、語学力を高めなさいって、すすめる理由って何なのでしょうね !?
察しが悪い、MIOですが、皆さま、いかが、思いますか ?
トビダテ!留学JAPANの目指しているもの
2020年のオリンピック開催前に、200億円の寄付を募って、若者の留学の倍増を目指す「トビタテ!留学JAPAN」。
なんだか、あしながおじさん的な、文部科学省のこの素敵な取り組みに、感動しちゃっている、反面。
投資するからには、見返り期待しているでしょ~、そんなに上手い話しには乗らないぞ、と、どことなく、疑っちゃったりしませんか ? (わたしだけ ? ^^;)
なので、ちょっと深掘りしてみましたら、ありましたよ!ありました!
文部科学省が、留学支援を行う代わりに、若者たちに求めている、見返りとやらを、ね。きら~ん !
でも、結論から申しあげると、かなり、潔白(笑)
先ず、「トビタテ!留学JAPAN」が、目指すもの → それは、将来世界で活躍できるグローバル人材を育成すること、だそうで。
え?それだけって感じしません? ちょっと、拍子抜けしちゃうくらいシンプルですが、根っこの部分は、実は、なかなか深刻です。
いま、地球規模で、貧困、紛争、テロ、感染症に、環境問題、情勢不安、資源不足と、未来への課題山積みですよね。
もやは、一国一城で何とかしようというレベルでは、なくなっています。
だから、今の時代、世界一体になって、諸問題を解決していかなければ、決して大袈裟な表現ではなく、地球の存続すら危うくなってしまうのです。
なだけに、世界全体グローバル化は、加速していますし、国際社会、世界価値観という言葉も、身近になってきている近年です。
特に、先進国である日本は、そうした課題に積極的に取り組んでいかねばなりません。
そのためには、異文化を理解して、尊重するグローバル意識を持つ人材が必要ですよね。
そして、既成概念にとらわれず、チャレンジ精神と行動力を持ち合わせていて、地球のために、未来を切り拓く力のある若者達に、立ち上がって欲しいものです。
そうした、若者を育成させるための、有効な手段の1つが、海外留学だと、文部科学省は、考えているようなのですよね。
でも、40代半ばのMIOが、自分の年齢や立場、度外視して、若者の気持ちになって、言わせてもらえば。
っていう感じじゃないでしょうか~ (妄想膨らみ過ぎかしら ?)
そして
と、いう叫びも、きっと無きにしも非ず。(我ながら、膨らむわねぇ~ ^^;)
そんなこんなで、非常に若者にとっては、有難い以外の何物でもない、文部科学省の「トビタテ!留学JAPAN」ですけれど、まだ、若者、誰しもが気軽に利用している制度ではないですよね。
非常に素晴らしい奨学金制度ではあるけれど、先ずは、今の地球課題をしっかり理解できているような、もともと教養が身についている出来ている子でないと、募集条件をクリアーしないのでは、ないでしょうかね !?
毎日が楽しけりゃ万歳♪の、若者らしい若者には、ちょっと、ハードル高いような気がしちゃうなぁ。どうなんでしょう ?
と、ロマンティックではなく、老婆心は止まらないMIOですが、「トビタテ留学JAPAN」を沢山の若者が利用して、留学を若いうちに経験して、大きく成長できる場にして欲しいと、願って止みません。
元々できる子が、留学を経験して、更に磨きをかけて成長する事は、もちろん、素晴らしいことですよね。
ですが、未来のことや、将来のことを、あんまり深く考えずに、毎日遊び呆けているような子が、留学を経験して、価値観から、何から何まで刺激を受けて、大きく成長するっていうところに、醍醐味もあるような気がしちゃいます。
かなり話は大幅に脱線気味ですけど、。
元、真っ直ぐに、若者の醍醐味をふんだんに味わっていた、今で言うパリピっ子だったMIOは、パリピっ子にこそ、留学にチャレンジして欲しいと願ってしまうのですよ。
ほんと、お恥ずかしいほど、相当な、お〇カさんで、ダメダメなMIOでしたので(今もですが)、社会に出て、さんざん苦労しました。
ですが、パリピ時代があったからこそ、何が失敗で、何が大事だったかも、良く解り、今があるので、その頃の私も、大事な存在です。
パリピ(←わからない人はググって下さい)な若者こそ、逸材であり、大きな使命があって、沢山の力を持ち合わせていて、羽ばたけると、確信しています。
だから、是非、「トビタテ!留学JAPAN」対象条件の全ての日本の若者ってところを考慮して頂き、敷居を低く、大いに、たくさんの若者にチャンスが開くよう御願いしたいです!
何のための留学なのか?そして、留学で培った経験を、どう未来に活かしていくのか?地球人として、どんな責任を背負って生きるべきか?
先ずは、その辺を、「トビタテ!留学JAPAN」さんが、若者たちに、君たちが生きるべくしての時代を、しっかり理解させてから「トビタテ!」させてあげて欲しいものです。
若者にしてみたら、さんざん、大人たちが、好き放題やった挙句の果ての生きにくい現代ですもの、ね。
いきなり、こんなにも大きな地球規模の面倒臭い課題を、たっぷり背負わされても、無理!っていう感じですよ。
確かにね。
いきなり少子高齢化とか言われて、1人の子供が、未来に何人もの老齢者を面倒みていかなきゃならない現実。
だから、留学して生きる力をつけろ!というのは、なんだかなぁ~。って、極端ですが。
我々大人たちが、積み重ねてきてしまった社会の結果、今があるので、無責任に次世代に、バトンを渡す訳にもいきませんよね。
なだけに、政府だけに、お任せしていないで、一般の方はじめ、名だたる民間の大企業さんも支援しているのが、この「トビタテ!留学JAPAN」なのだと思います。
ちょっと、矛盾めいているけれど、大人達は、これからの未来を生きぬく、若者たちに、社会に出る前に、様々なツールとスキルを身につけてもらい、生き抜く力を蓄えて頂きたいと願っているのです。
それは、自分たちの過ちを反省すると共に、地球の行く末と未来を案じている証ですね。
という事で、政府はじめ、民間企業様が、グローバル教育に投資するのは、見返りを求めているわけではなく、責任を果たすためだと思います。
これからの若者と、今の若者たちの無限の力を信じて、未来を諦めていないのだ!と、MIOは、まとめたいと思います。
文部科学大臣さんの言葉を抜粋しますが、思いは以下の通り。
若い皆さんが、社会に出るまでに、一度は日本から飛び出して、広い世界を肌で感じ、外から自分自身や日本を見つめ直して欲しい。
先を見通すことが難しい、これからの時代を生き抜く力を身につけて欲しい。
若いうちに海外に飛び出すことで得る新たな気付きや出会いが、自分自身の成長はもちろんのこと。
何よりも、日本の未来を切り拓くことに繋がると確信しています。
さぁ!若者の皆さん、決意は固まりましたか?
「トビタテ!留学JAPAN」です! トビタテ!トビタテ!
でも、具体的に、どうやって、トビタテば、良いのでしょうかね?(笑)
トビタテ!留学JAPANプログラム4つのコースについて
と、いう事で、具体的に「トビタテ!留学JAPAN」の内容を見てみましょう!
先ず、大まかに、下記のコースに分かれているようですね。
- 大学全国コース
- 大学オープンコース
- 地域人材コース
-
高校人材コース
1.のコースと2.のコースの違いは、家計基準(世帯年収)によるものですので、この4つのコースを、ざっくり、まとめると。
a.大学生のためのコース
b.都道府県市町村など、地域が主体となって若者を育成するコース
c.高校生のコース
こんな感じだと、思います。(毎度ながら、ざっくり過ぎますかね ^^; )
因みに、家計基準(世帯年収)は、4人家族給与所得者で1190万円に設定されているので(2017年現在)、わりと、高額所得のご家庭でも、利用できる印象を受けます。
「トビタテ!留学JAPAN」プログラムの5つの特徴
次に、「トビタテ!留学JAPAN」の特徴を、見てみましょう!
- 多様な活動への支援をする
- 留学プランを自分で設計できる
- 留学事前事後研修が充実している
- グローバル人材コミュニティへ自動参加となる
-
手厚い奨学援助である
どうです? 至れり尽くせりって、感じじゃありませんか?
ようは、語学研修目的や学校へ通うだけではなく、ボランティアや趣味の活動なども様々に支援して頂けて、行きたい先、行きたい期間など、プランは自分で設計することができるというのが魅力ですよね。
それに、渡航前も、帰国後も、いろいろサポートを受けられて、同じ「トビタテ!留学JAPAN」に参加した歴代の参加者や支援企業と関われるコミュニティへ、自動参加できます。
そして、何よりも、支援して頂いた、奨学金は、返さなくてよい!これ、凄いです!かなり、素晴らしいキャンペーンですよね~
MIOが、若者だったら、絶対に、トビタッテ!しまいすよ!
かといって、若者ってだけでは、この支援は受けられません。
「意欲があって、能力のある全ての若者」ってところ。ようは、そこですよね。そこ!
トビタテ!留学JAPAN募集要項について
知れば知るほど、この「トビタテ!留学JAPAN」を利用しない手はない!
と、返さなくて良い奨学金制度に、すっかり目がくらんでいるMIOですが。
でも、誰でも利用できるって訳ではないみたいですので、「トビタテ!留学JAPAN」の主な募集要項を、まとめたいと思います。
□日本国籍を有する学生等又は日本への永住が許可されていること
□国内の学校(大学・大学院・短大・高等専門学校・専修学校等)において正規生として在籍すること
□前・事後研修及び留学生ネットワークに参加できること
□年齢が30歳以下であること
□大学全国コースは、(独)日本学生支援機構の第二種奨学金の家計基準を満たすこと
と、先ずは、この5つのチェック項目が、すべて「はい」の方が、対象となります。
そして、成績や語学力等の一切の基準は、設けずに、留学の「計画」と「人物」を書面と面接で審査するとのことです。
なんだか、昔、テレビで、独立経営を夢見る方々が、大企業の社長様方に、表現豊かなプレゼンテーションを披露して、独立への情熱や事業計画を熱弁して、資本金を助成して頂くという番組がありましたが、そんな感じでしょうか?
トビタテ!留学JAPAN まとめ
結果より、経過が大事!という言葉がある通り、例え、この「トビダテ!留学JAPAN」の審査に通らなくても、チャレンジする過程にも得るもの沢山あるような気がしますよね!
学生のうちに、自分で自分を正当に売りこむ機会は、あるようで、あまり無いだけに、若者だったら、是非、挑戦してみる価値はあると思いますが、いかがでしょうか ?
また、この「トビダテ!留学JAPAN」については、記事を追記していけたらと思っています。
ところで、我が家の対象年齢ドストライクの若者、2姉妹は、と言えば。
1人は、意欲はあるけど、能力が、やや欠けて。
1人は、能力があるけど、意欲に、欠けている。
と、いう、バランスが良いのだか悪いのだかの2姉妹なので、初歩的な条件を先ず満たしていないという、残念さ ^^;
そんな訳で、ダメ母MIOは、引き続き、悩みまくりで、今日より明日へむかいます。