ただいま、オーストラリアのアデレードに娘が留学中です。
まだ16歳なのに、親元離れて、外国に飛び立って行ってしまうなんて凄いね、と言われることが、よくありますが、いやいや、全く、そんなことはありません。
娘の留学先には、アジア人を中心に、世界中から同年代の子供たちが、たくさん留学に来ているので、決して特別なことでないと、親子共に感じています。
もちろん、日本全国各地からも、娘と同じオーストラリアへ留学している子たちも、大勢いて。
娘が、現地で、お友達になった子だけでも、北海道、宮城、静岡、愛知、大阪、福岡と、あちらこちらから、娘と同じようにオーストラリアへ留学に訪れているのです。
日本とは真逆の気候のオーストラリアは、日に日に寒さが増す日本とは反比例して、只今、夏真っさかり !
そして、ちょうど、年末年始が、学校のサマーホリデーにあたるため、この期間に留学生達は、一斉に里帰りすることでしょう。
我が家も、然り。
も~う、い~くつ寝ると~長女の帰国 ♪と、カウントダウンに入りました。
しかし、成長した娘に会える日が楽しみなものの、羽田空港への、早朝のお迎えに、やや怯んでいるダメ母MIO。
でも、日本全国あちこちから、オーストラリアへ渡航している娘のお友達は、最寄りの空港から、オーストラリア主要都市まで、直行便が無く、どこかしらの空港を経由したり、新幹線を利用したりして、自宅へ帰る訳ですよね。
成田は遠いだの、乗継ぎが心配だの、早朝のお迎えが面倒くさいなどと、根をあげている場合じゃなかった。
お恥ずかしい限りです^^;
と、そんな猛省をしている矢先、先日、FIRST CABIN関西空港を利用する機会がありました。
ここ、かなり快適で便利です♪ すっかり気に入ってしまいました。
きっと、留学生の渡航や乗り継ぎ、お迎えにも重宝することでしょう !
ですので、ざっくりレポートしたいと思います。
Contents
FIRST CABIN関西空港について
「FIRST CABIN」とは、飛行機のファーストクラスをイメージした新しいコンパクトホテルとのコンセプトのもと、今までにないタイプの新しい未来型のホテルです。
(株)ファーストキャビンは、2017年、秋現在、16施設の「FIRST CABIN」を国内で展開しています。
そして、FIRST CABIN関西空港は、2017年3月に開業したばかりで、わりと出来たてホヤホヤ‼︎
客室とは呼ばず、キャビンと名のついたお部屋を、FIRST CABIN関西空港では、男性キャビン94、女性キャビン59の153キャビンにて提供しています。
全施設、最寄り駅から徒歩5分以内の立地を誇っている通り、FIRST CABIN関西空港も、JR南海線「関西空港駅」直結で、関西空港到着出口からも、直ぐという、とても便利な立地にあるのも魅力的ですよね〜。
FIRST CABIN関西空港は、関西空港第1ターミナルを出て直ぐのエアロプラザ内3階に、あります。
試しに、関西空港に到着した後に利用すると仮定して、イメージしながら行ってみましょう ‼︎
まず、関西国際空港国内線出発到着フロアである2階から、D出口を目指して下さいね。
いや、E出口でも良いですよ (・∀・;)
そして、外に出て、ずんずん進んで行きます。
すぐに、JR南海「関西空港駅」に着きます。というか、空港出口から見えていました。
来た道を振り返ると、「関西国際空港ターミナル1」の案内板が、イモトさんと一緒に、解りやすく掲示されています。
駅の券売所と改札口の間を、更に進んで行くと、動く歩道があるので、進んでいきましょう。
あっという間に、エアロスミスプラザに到着です。
右側に、ホテル日航関西国空港さんの入口が見えますね。
この写真だと解りづらいですが、正面のガラス面に「FIRST CABIN」の看板も目立つよう掲示されています。
一応、ズームアップしてみます!!
エアロプラザ2階正面のエスカレーターをそのまま上がりましょう。ちゃんと、ファーストキャビンは3階と案内されています。
3階に上がって右手を向くと、この看板が見えるので、目印にして直進して下さいね。
そして、突き当りが「FIRST CABIN関西空港」の入口となります。
まだ、オープンして間もない施設ですので、とても綺麗ですね~。
コンパクトホテルでありながら、フロントエントランスに、グランドピアノって、ゴージャス感、ぱないですね。
ロゴに飛行機のマークを使用しているあたりに遊び心を感じてしまい、個人的に好感を抱いちゃっています。
FIRST CABIN関西空港今回利用したキャビンと料金
チェックインした経緯
では、早速、チェックインしてみましょう~。
といっても、実は、この日、訳アリのやむを得ない事情があり、と、もったいぶる言い回しでなく、ズバリ言いますと…
「飛行機に乗り遅れた」ため、ノーアポイントでFIRST CABIN関西空港へ突撃していました。
なので、前情報も事前に下調べもしていなくて、FIRST CABINが、どんな施設も知りませんでした。
国内線カウンターで、「飛行機に乗り遅れたついでに、ちょっとシャワーを浴びれるところ無いですか?」と尋ねたところ、グランドスタッフさんから、FIRST CABIN関西空港をご紹介頂いたので、駄目もとで行ってみたのです。
なだけに、フロントで、「シャワーを利用したいのですけど~」と、トンチンカンなチェックインをしようとしたのですよね ^^;
ですが、そんな訳の分からない一見の客MIOに対しても、フロントマンの方は、ご丁寧な対応をして下さり、解りやすく施設の説明をして下さりました。
FIRST CABIN関西空港では、先ず「ファーストクラスキャビン」と「ビジネスクラスキャビン」と2種類のキャビンから利用したい、お部屋を選びます。
ファーストクラスキャビン | ビジネスクラスキャビン | |
---|---|---|
宿泊料金 | ¥7200(税込) チェックイン19:00 チェックアウト10:00 | ¥6200(税込) チェックイン19:00 チェックアウト10:00 |
ショートステイ料金 | ¥1000(税込)/1時間 | ¥900(税込)/1時間 |
キャビン広さ | 4.4㎡ | 2.5平米 |
そして、宿泊なのか ? ショートステイでの利用なのか ? ショートステイならば、何時間利用する予定かを聞かれます。
因みに、ショートステイの場合は、2時間以上のご利用からとなっているので、30分とか1時間では、受付してもらえません。
上記表のとおり、ファーストクラスとビジネスクラスの宿泊料金の差額は¥1000、ショート料金の差額は、¥100となっています。
であれば、ファーストクラスを利用したい!って、思いませんか ?
ですが、残念ながら、この日は予約で埋まっていました。
ちょっとしたテーブルとスペースが確保されているファーストクラスに比べて、ビジネスクラスはベットのみとのこと。
パソコンなど利用したり、飲食する時は、フロント前にある男女兼用の共有スペースを利用して下さいと、ご案内されました。
カプセルホテルも、コンパクトホテルも、ついでにマン喫宿泊も、未経験者なMIOなので、ベットだけ ? と、一瞬、躊躇しましたが、シャワーを浴びたい欲望は抑えられません。
なので、その日、乗り遅れた便から振替えの便まで、7時間程度も、空いていたため(どんだけ ?)ビジネスクラスのショートステイを5時間、御願いしました。
ビジネスクラスキャビン紹介
キャビンには、ドアがありませんので、フロントからは、女性エリアの入口に入るためのカードのみ、渡されます。
カードをかざすと、自動ドアが開く仕組みです。セキュリティの高さが伺え、安心しますね。
そして、いよいよ、FIRST CABIN関西空港女性エリアに潜入です。
防音性を高めてのことか、ドアは、ちっとも色気のない、重い引き戸です。なんか、怖いっ。
開けたら、普通の公共施設の雰囲気でした(笑)
中は全体的に、もの凄く暗いです。
指定された番号のキャビンは、こちら~。
本日、5時間ほど御世話になる、ビジネスキャビンです。
ほんと~に、フロントでのご案内の通り、ベットだけ。
ハンドキャリーバックをコロコロ転がして来たので、どこに置けば良いのか、キョドりましたが、ちゃんと、共用の荷物置き場がキャビンの外に、ありました。
こんな感じで、2段の棚になっています。大きなスーツケースも置けそうです。
荷物を置いたら、キャビンに入室。というか、ベットのうえに、おじゃまします~と、言えば良いでしょうか !?
予め用意されていたアメニティは、バスタオル、ハンドタオル、リラックスウエア、身体洗いタオル、歯ブラシ、そして、写真を取り忘れましたが、スリッパもありました。
キャビンはドアがなく、ロールスクリーンをおろすだけなので、貴重品は、セーフティーボックスに入れて、自己管理します。
無料WiFiも、繋いでみたら、申し分のない速度でした。充電できるようにコンセントも枕元にあります。
ゴロンとしてみると、TVが観れるよう設置されていました。
TVの裏に下がっているのが、キャビンのドアの役目をしている、ロールスクリーンです。
衣類等は、壁のハンガーにかけられるようになっています。当然、クローゼットは無いですね。
「え?ベットだけ?お手洗いも共用で、お部屋にテーブルとか無いのですか?」と、フロントで思わず半べそになりかけたMIOでしたが、このベットだけのビジネスキャビン。
ゴロンと、横になってみたら、なかなか快適!めっちゃ、ありじゃないですかぁ!全然、OK !!
あ~このまま、寝たい~と。睡魔が突如襲ってきましたが、念願のシャワーを浴びに行ってきます ♪
FIRST CABIN関西空港、清潔なバスルーム
この日、午前中のショートステイを予約していたのは、どうやらMIOだけだったようで、お風呂は貸切状態でした。
なので、正真正銘、1人きりだったため、まるで、盗撮者のようですが、女性風呂の写真を撮れたので、ご紹介しますね。
共用お風呂の様子
それでは、お待ちかねの女風呂を覗いてみましょう~‼︎ どやっ⁉︎
普通に、大浴場です。温度も熱すぎず、ぬるすぎずで丁度良く、疲れた身体を癒す温度でした。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープと完備していて、お掃除も行き届いていました。
タオルや身体洗いは、キャビンに置いてあった物を持参して、使用します。
貴重品を入れたセーフティーボックスのカギは、防水タイプで、腕につけれるので、お風呂でも肌身離さず管理できました。
パウダールームの様子
FIRST CABIN関西空港は、出来たばかりとはいえ、もう、8カ月も経過していますが、隅々まで、綺麗で清潔感溢れていて、感心しました。
ちょうど、MIOが利用した時間は、清掃時と重なっていたのですが、人知れず、(見逃さなかったですが、かなり若い→)スタッフさんが一生懸命お掃除している様子が、とても印象的で、そんな懸命な姿を伺えただけで、気分が良くなりました。
スタッフさんの陰ながらの努力の賜物で、パウダールームも、この通り、ピカピカです!
置いてあるアメニティは、全て資生堂さんの物で、「乳液」「化粧水」「洗顔フォーム」「メイク落とし」を、ご用意して下さっています。
メイク落としと洗顔料がオールインワンになっていない点が、ポイント高いです!! コットンと綿棒も、たくさんストックされていて良いですよね。
あと、ドライヤーがあるのは、もちろんですが、ヘアアイロン完備なのも、気が利いていますよね~。
これは、かなり嬉しいサービスだと思います。
因みに、大浴場が苦手な方にも、ちゃんと、個室のシャワー室が用意されていました。
国際空港側の立地なだけに、外国人の方も、たくさん利用されるでしょうから、配慮されているのでしょう。
ほんと、どこを見回しても清潔で、とても気持ちよく、お風呂にも、ゆっくり浸かれ、サッパリしました。
飛行機に乗り遅れた時は、どうしようかと、思いましたが、長旅後のボロボロで国内線に乗り換えるより、却って、良かったです♪
共用トイレとコインランドリーの様子
お手洗いが、共用と聞いて、一瞬、躊躇いましたが、まったく問題ありませんでした。
こんな感じで、たくさんの個室トイレが整っていました。
トイレの中は撮りませんでしたが、ウォシュレット付きの最新型の洋式トイレでした。
また、FIRST CABIN関西空港では、コインランドリーも完備されていました。
これは、便利ですよね! 1回の利用金額は、300円から500円です。
長旅で溜まった汚れた衣類を、全部、洗って、次の旅に備えることも出来ますね!
ほんとうに、何から何まで、旅人目線でのサービスが提供されていて素晴らしいと思いました。
FIRST CABIN関西空港を利用した感想
思いがけず、飛行機に乗り遅れるというハプニングに見舞われた御陰で、「FIRST CABIN関西空港」初訪問となりましたが、とても居心地良く快適に過ごせました。
ふだん、ホテルを利用する際に、オーシャンビューに、アップグレードだの、クラブラウンジアクセスだのと騒いでいたものの、人間、2.2㎡の空間で充分にリラックスできるものだと知りました(笑)
それに、ベットだけという潔い造りに加えて、静音性も高く、そして、暗い照明が相まって、短時間で、ぐっすり熟睡できたのも、コンパクトホテルならではでしょうか⁉︎
その日は、とてもハードスケジュールだったのですが、都会の中心である羽田空港へ戻る前に、ゆっくり身支度整えて、睡眠不足も解消できた事で、ロスタイムとならず、結果、却って、良い仕事に繋がりました。
羽田空港から成田空港への移動は、おおよそ1時間から、2時間半要します。
であれば、1時間ちょっとで行ける、羽田空港から関西空港へ飛んで乗り継ぎするという選択肢も、あるかと思います。
様々な交通手段があるので、いろいろな経路での移動パターンを身につけておくと、時間とコストカット出来る事も、あるでしょう。
ですが、長旅は、やはり、気力体力が心配ですよね。
なので、上手に、「FIRST CABIN」を利用したりして、トランジット疲れしないようすると良いと思いました。
朝早い便や、深夜着の便、送迎時などにも、きっと、「FIRST CABIN」が、お役立ちになる事かと思います。
あと、MIOのように、乗り遅れなどなどの際にも、きっと助かることでしょう。
きっと、僅かな利用でも、スピード充電できるに違いありません!
MIOも、また、関西国際空港を利用する際は、「FIRST CABIN関西空港」での滞在をスケジュールに組みたいと思います。
にしても、飛行機に乗り遅れるとは、我ながら、情けない…
そもそも、MIOが立てていた予定は、関西空港で定められている国際線から国内線への乗り継ぎ時間に定められている最低75分は必要を最初から満たしていませんでした。
当初の予定は、60分欠けていたかな…相変わらず、ダメダメ過ぎです。
そんな訳で、ダメ母MIOは、引き続き、悩みまくりの日々を過ごしながら、今日より明日へむかいます。